ネスパスには新潟からたくさんの仕事人がいらっしゃいます。
今回ご紹介するのは、創業寛延元年、280余年も続く、
新潟・阿賀野市の染物屋「越後亀紺屋 藤岡染工場」さん。
新潟・阿賀野市の染物屋「越後亀紺屋 藤岡染工場」さん。
8代目店主・藤岡修さんの息子さんである、
藤岡利明さんを特集します。
「手ぬぐいは昔ながらの道具ですが、学生とのコラボであったり、
酒造さんやコラボであったり、企業さんのノベルティだったり・・・
酒造さんやコラボであったり、企業さんのノベルティだったり・・・
デザイン面など、自由のきく部分もあって。
いいものを作り、お客様に喜んでもらうことはもちろん、
うちは染物屋なので、『染める』を理念に、
様々な方向に取り組んでいければと思います。」
いいものを作り、お客様に喜んでもらうことはもちろん、
うちは染物屋なので、『染める』を理念に、
様々な方向に取り組んでいければと思います。」
◆◆◆
「うちはもともと、糸染めからはじまったんです。
そのうちに柄染めにうつり、今は手ぬぐいや半被など、
幅を広げて、現在は「染め」の仕事をしています。
それと、クリーニング業もやっています。
『染め』と、『染み抜き』どちらも同じ漢字でしょう?
染めもの屋は染めるプロ。だから、染み抜きもうまい。
実は、昔、染めもの屋をやっていて、
今はクリーニング屋、というお店も多いんですよ。」
染めから染み抜きまで!
真逆なお仕事ですが、たしかに同じ漢字。
思わず納得!ちょっと感動してしまいました。
思わず納得!ちょっと感動してしまいました。
i Padケースももちろんお手製!
柔道着などの布を染め上げた逸品。
藤岡染工場さんの染めの技術を、i Pad で教えてもらいました。
注き染めといわれる技術で、手ぬぐいを染めている様子です。
写真は、職人の女性。
「型紙を作り、糊をひき、おがくずで乾燥して染めていきます。
この「注き染め」という技術では、1度に40枚のてぬぐいが出来上がります。
企業様・店舗様から、ノベルティとして受注生産をすることもありますし、
妹が長岡造形大学に通っていたこともあり、大学とコラボして、
学生がデザインした新潟をイメージした手ぬぐいを制作しました。」
新潟をイメージした、へぎそばや白鳥、お米に除雪車まで!
自由な発想は、若者ならでは。
カラフルな色も、最近の技術なのでしょうか?
「いえいえ。昔からの染料をつかっています。
でも、今の人を意識して、色の調合や発色には常に気にかけています。
県内各地の酒造さんとコラボして、日本酒を手ぬぐいで包む、
◆◆◆
これからの藤岡染工場さんについて伺ってみました。
「お客様の目がどんどん肥えている、と感じています。
今もですが、今より更に、気をひきしめていかないと。
染めのラインであったり、デザインなど・・・
おかげさまで、阿賀野市水原地区にある店舗には、
通いのお客様も多くいらっしゃいます。
通いのお客様も多くいらっしゃいます。
休日は休む暇もない時もあって、本当に、ありがたいです。
街中でうちの手ぬぐいを持っている方を見かけた時なんかは、
喜びややりがいを感じます。
今年は、県内外、様々な場所で販売する機会がありました。
やっぱり、情報発信は重要だと感じています。
ホームページやWEBに関していうと、
うちの嫁の「嫁っこ修行中ブログ」、facebookなどがにぎわっていて、
楽しんでいただいていて嬉しいです。」
・越後亀紺屋 嫁っこ修行中ブログ http://kamegonya.exblog.jp/
・越後亀紺屋 facebook ページ https://www.facebook.com/kamegonya
・越後亀紺屋 嫁っこ修行中ブログ http://kamegonya.exblog.jp/
・越後亀紺屋 facebook ページ https://www.facebook.com/kamegonya
取材をして感じた藤岡さんの印象は、「自然体」。
地に足のついたような安心感のある方でした。
先祖代々続くものづくりを受け継ぎつつ、今を意識してものをつくる。
それを気負うことなく、当たり前のことを当たり前に、
誠実に丁寧に進めている、そんな意識を感じました。
誠実に丁寧に進めている、そんな意識を感じました。
東京では、ネスパスでの不定期出店のほか、月島の手ぬぐい専門店、
御徒町の日本百貨店さんで「「越後亀紺屋 藤岡染工場」の手ぬぐいを
取り扱っております。ぜひチェックしてみてくださいね♪
・2k540 日本百貨店 http://nippon-dept.jp/
よく、体験はできますか?と聞かれますが、現状お受けしておりません。
見学であれば、事前にお電話いただいて、見て頂けることもあれば、
業務の関係で、残念ながらお断りせざるをえない場合もあります。
何卒ご理解いただけますようお願いいたします。(藤岡さんより)
◆◆◆
越後亀紺屋 藤岡染工場
tel:0250-62-2175 fax: 0250-62-1949.
新潟県阿賀野市中央町2-11-6
http://www.kamegonya.com/
何卒ご理解いただけますようお願いいたします。(藤岡さんより)
◆◆◆
越後亀紺屋 藤岡染工場
tel:0250-62-2175 fax: 0250-62-1949.
新潟県阿賀野市中央町2-11-6
http://www.kamegonya.com/