2013年3月6日水曜日

レポート~2/26(火)塩こうじの作り方教室

こんにちわ、ネスパススタッフTです。
2月末~3月頭にかけて、ネスパスでは怒涛のイベントラッシュでした~~~

2/26(火) 塩こうじの作り方教室
2/27(水) 寄席「新潟の落語HERO 三遊亭白鳥 ふるさとを語るinネスパス」
3/ 1 (金)   味噌づくり教室

&甘酒振る舞いも、この冬最後でこちらも無事終了♪


どのイベントも大人気!!!
残念ながら、ご予約をお断りしてしまった方も多数・・・。ごめんなさい!

また、ご応募お待ちしております。

ということで、遅ればせながら各イベントをレポートしていきます~


◆◆◆

まずは、塩こうじの作り方教室です。

山崎糀屋(阿賀町津川)のおかみさん、山崎京子さん登場!
こうじのことを「こうじさん」と呼ぶ、こうじ愛に溢れたおかみさん♪

(山崎さんの「崎」は環境依存文字なので当て字です。ゴメンナサイ)


糀を作ってウン十年、こうじのプロが直伝する、
あま酒・塩こうじ・醤油こうじ・糀水、4つの使い方を教えていただきました。


糀水とは、山崎糀屋さんの「生黄糀」100gを不織布(三角コーナー用のものでOK)
に入れ、水500ccの中に8時間寝かせ、搾ってできたお水です。
化粧水として利用したり、お風呂に入れて入浴剤として使います。
糀の酵素パワーをそのまま取り入れることのできる使い方です。

※肌に合わない人もいるので注意して使ってください※


こうじのもと、糀のたねは元来、お米に水を吸わせるためのもの。
つまり、吸水力・保湿力に優れているんです。
高級化粧品には、様々な「こうじ」成分が含まれているものも多いんですよ~。

だから、お肌にしみこむしみこむ~!
山崎さんのお肌が、こうじパワーを実証しています。


こうじといえば、そのパワーが注目され、特に、
“塩こうじ”の一大ブームは、凄まじかったですね。
しかし、山崎さんはこう話してくれました。

「大学の教授や偉い先生方が、こうじの効能について様々なことを、
  分析・研究された内容を、試していくのが私の仕事。
 私は、プロのこうじ屋だから。」


「日本人の体力・健康力が落ちているという話があるけど、
 それが食べものが変わってきたから。

 今は、各地域に根差した食べもの屋さんも少なくなっているし、
 流通にのせていかないと、お店側も生きていけない時代。
 流通にのせるには、賞味期限が問題ですよね。
 そうなると、足の早い食品、つまり生きている食品は、どうしても扱いづらい。

 例えば発酵食品の代表、お味噌。
 生きたお味噌は、発酵がすすむもの。
 でも、密封して売らなければ、安全とはいえない。 
 そうなると、どうしてもこうじ本来のパワーは、抑えなくてはいけない。

 現代の日本人は、生きた食品を食べることが難しくなっています。
 人間だって生き物。生きた食べものを身体に入れてあげれば、
 元気になれるんじゃないかしら。」


う~ん、納得。
人間は生きもの。この視点、当たり前ですが見落としがち。

身体にいい食べものの代表には、ヨーグルトもありますが、
日本人には“こうじ”が一番!と力説する山崎さん。
身体は、親からもらったもの。
先祖代々、こうじを食べて生きてきた日本人の身体に、
こうじが合うのは納得のおはなし。


山崎さんの楽しいトークで、こうじパワーを改めて知った2時間。
会場は超満員、最後の物販タイムまで大盛況でした!!



ちなみに、現在ネスパスで取扱いのある山崎糀屋さんの商品は、

・しおこうじうんまい菜       400g/720円
・糀だけのあま酒 ※要冷蔵  500g/760円

の2点です。
講座終了後、たくさんの「生黄糀を扱って!」という声がありましたが、
こちらはすみません、検討させてください・・・ということでお願いします。

なお、各種商品のお買求めは、各種通販サイトから、
もしくは、山崎糀屋さんに直接お電話でも可能だそうです。

◆新潟屋 山崎糀屋さんページ◆

◆山崎糀屋◆
 住所:新潟県東蒲原郡阿賀町津川
 TEL :0254-92-2030
 FAX:0250-92-3090


昔ながらの店構えで、昔ながらの作り方で、丁寧に。

薪をつかって火をおこし、先祖代々の「こうじさん」と一緒に、
山崎さんたちが作る美味しい糀、少しでも多くの方に知って頂けたら幸いです。


山崎さん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました★