2010年4月16日金曜日

味噌作り教室リポート☆

こんにちは

ネスパスのTです。


先日ネスパスで、味噌作り教室が開催されました。


大変ありがたいことに、申込みの段階で大大大人気を頂いたこの講座、

当初の予定よりも倍以上のお客様にご参加いただきました。




講師は、新潟市南区に在る“糀屋団四朗”の藤井康代先生。

藤井先生は、一度はOLをしたものの、家業の味噌作りに魅力を感じ一念発起し、
団四朗味噌の4代目として修業中であります。

味噌の原料である糀と日々触れあっているせいか、お肌もツヤツヤ☆
話し方がとても優しい素敵な方です。


こんなに大勢のお客様にお集まり頂いて、いざスタート!



始まる前にとても緊張をされていた先生でしたが、
とても和やかにお話されてました。さすがです。
まずは、映像で味噌作りの工程のお勉強です。
先生のご実家での映像でした。
仕込の時は、朝4時起床だそう!
そして、お待ちかね
味噌作りのスタートです!
みなさんにエプロンをつけて頂き、本格的な教室雰囲気☆
多くが主婦の方でしたので、テキパキ感が違います。
さすがです。
 *今回は早々に定員に達したので、お申し込みのお断りをさせて頂いたお客様も多くいらっしゃいました*
*ご期待にそえず申し訳ございませんでした*
*そんな味噌を作ってみたい!という方必見*
*味噌作りの工程を簡単にご紹介します*
①大豆260g、糀200g、塩120g、大豆の煮汁100ml(または水同量)を用意
 

 【糀のアップ】

■下準備 その1
 大豆を2~3回洗い、大きめの鍋に入れる。
 大豆の3倍量の水を入れ、一晩おきます。
■下準備 その2
 大豆が水に十分かぶる量で煮る。
 最初は強火で沸騰したらアクを取りながら中火でことこと。
 大豆がやわらかくなり、指でつぶれるこらいになったら火を止める。(目安は5時間程度)

 【煮上がった豆のアップ】

②煮上がった豆をつぶす
煮上がった豆はざるに取り水を切る。(煮汁は捨てないで!)
水がよく切れたら、大豆の粒をつぶします。
つぶし加減はお好みですが、細かいほど舌触りのよい味噌になります。
③材料を混ぜ合わす
塩と糀をまんべんなく混ぜる。
↑につぶした大豆、冷ました煮汁を入れよく混ぜる。
【この時よく混ぜ合わせることが美味しい味噌作りのポイントです】
④密閉し保存する
混ぜ合わせた味噌は出来るだけ空気を入れないように敷き詰める。
表面を平らにし、樽の側面を綺麗にふき取る。〈カビ(酸膜酵母)の予防のために〉
表面に塩を粉雪のように振りかけて、ラップでぴったりと密閉!空気を遮断!
⑤置き場所
直射日光を避けて静置。
床下などの低温の場所だと発酵しずらくなるので、夏には夏の暑さを感じられるところへ。
また、匂いを吸収する特性があるので匂いの強い物の近くには置かない。
⑥天地返し
梅雨明けの7月中旬から下旬にかけて天地返しを行う。
表面にできたカビ(酸膜酵母と言って体に害はありませんが、味噌の風味が損なわれる)
を取り除き、上下をひっくり返し、空気をよく含ませる。
二酸化炭素を抜き酸素を送り込むことによって、より良い発酵を促します。
再び④と同様に密閉し冬まで熟成させる。
⑦出来上がり!
出来上がりが1年後が目安。
お好みで10カ月からでも大丈夫。
味噌は発酵し続け腐らないので、長期熟成もできます。

いかがでしょうか??
意外と簡単に作れることが判明ですよね!
さっそく自家製の味噌作りに挑戦してみてください☆
またこちらの糀屋団四朗さん、
美味しいお味噌の他、甘酒や“手作り味噌キット”も販売だそうです。
興味のある方はHPをご覧ください★