先日自宅でのっぺを作りました。
のっぺとは新潟の郷土料理で、お正月をはじめ、お盆や行事、お祭りなど一年中食べていました。
冠婚葬祭にも出されます。 冬は温かいまま、 夏は冷蔵庫で冷やして食べてもおいしいです。
どこの家でもよく作り、 よく食べるからそれぞれの家庭の味があります!
わたしの実家(新潟市中央区)では、里芋、 人参、 しいたけ、こんにゃくなどを入ますが、 具も、 切り方もそれぞれ違うようです。
*** 自己流 超簡単レシピ ***
●里芋大・・・5個
●人参小・・・1本
●こんにゃく・・・1丁
●筍の水煮・・・1個
●かまぼこ・・・適量
●銀杏・・・適量
●塩引き鮭・・・一切れ
●乾燥しいたけ・・・3枚
●乾燥帆立・・・2個
●きぬさや・・・少々
●いくら・・・少々
●だしの素・・・小さじ1
●しょうゆ・・・大さじ1.5
●みりん・・・大さじ1
●酒・・・大さじ1
ズラリと書き出してみましたが、本当に簡単なんです。
自宅には電熱コンロが一口と、鍋だって20センチくらいのものが一つしかないけれど、それでも30分もあればできちゃうんです♪
(きぬさやを先に湯がいておくと鍋が一つで済みます)
- 小さいボウルに貝柱としいたけを入れ戻す(戻し汁は捨てない)
- 里芋・人参・こんにゃく・筍・鮭を1センチの角切りに・・・切ったものから鍋に入れる
- かまぼこは3~4ミリの厚さでいちょう切りに、戻したしいたけも薄切りに・・・ぎんなんも一緒に鍋に入れる(切ったものから鍋に入れてしまいます^^)
- だしの素、戻した帆立をほぐし、しいたけと帆立の戻し汁を鍋に入れる
- ひたひた位に水を加えて火にかける
- 沸騰したらしょうゆ、みりん、酒を加えて煮る
とにかく細かく刻んで鍋に入れて煮込んで味付けするだけ!
煮始めは薄いと感じますが、煮ている間、少しずつ煮汁が煮詰まってきます。
だしの旨味だけでも十分美味しいですが、もし味見して薄いと感じたら、しょうゆを少し足してひと煮立ちさせてください。
器によそい、あらかじめ湯がいておいたきぬさやを斜めに細かく刻んで散らし、いくらも散らします。
きぬさやといくらがあるとないとでは、見た目が全然違います。モチロンなくてもよいです!!
こんな感じで大きいボウルに移してラップを掛けておけば何日かするごとに味がしみ込んでおいしいですよー***
簡単のっぺいかがでしたでしょうか・・・
どなたでも美味しくできます!!ぜひお試しあれ♪♪♪