2010年1月25日月曜日

料理教室in静香庵

こんにちは

ネスパスのTです。

ネスパスの大人気イベントの一つである“料理教室”が昨日24日に行われました。
今回は特別版「in静香庵」バージョン☆
いつも行っている賑やかなものとは対照的な、ひっそりとしたアットホームな雰囲気の中行われました。


静香庵店内写真)


講師は、御存じ?!“静香庵料理長”山田哲也さん。
普段の“静香庵”は、新潟グランドホテル直営店の会席料理店。新鮮な新潟の素材にこだわるのはもちろん、“しっとり潤うひととき”をご提供しています。

そんな静香庵で行われた昨日の料理教室では、料理長自ら“舌が踊りだすほどに美味しい3品”を教えてくださいました。プロの板前さんが教えてくれる家庭でもできる簡単美味しい料理です∞
まず一品目
★かぶら蒸し・・・
蕪を細かくすりおろし、あま鯛やキノコなどお好みのものにかけ蒸します。すみません。ザックリ過ぎますね。これレシピでも何でもありません。蕪は細かくすりおろせばおろすほど、ふっっくらとした出来上がりになるそうです。山田料理長が作ってくださったものは、言うまでもなくトロ~リふっくらしていて、優しい味の出汁あんかけとベストマッチ。見た目も味も上品な『こんな料理でおもてなし出来たらかっこいい!』の一品でした。
2品目
★煮菜(にな)
新潟の女池(めいけ)地域で作られる“冬菜(とうな)”を使った、みそ味の懐かしい味の煮もの。冬菜は今がまさに旬で、甘く瑞々しい栄養満点な新潟特産の菜っぱです。味噌と酒粕、醤油、砂糖を一煮たちさせ、茹であがった冬菜と打ち豆をいれ10分ほどコトコト煮たら出来上がり!主婦のみなさんならもう味は想像できますでしょうか?お味噌と酒粕のハーモニー。ご飯の進むこと進むこと。これだけで、おかわり2杯はいけます。「男心をつかむなら“煮菜”だよね」なんて時代もくるかもしれません。体も心もあったまる美味しい一品でした。
打ち豆(茹でた大豆をつぶして乾燥させたもの)とは、新潟の冬の料理にはかかせない食材の一つ。今でこそ商品として販売されていますが、昔は各家庭のおばあちゃんが一粒一粒つぶして作ったそうです。つぶしてあるから火も通りやすい=燃料が少なく済む。「きっと雪深い新潟で暮らす人によって考えられた、越冬常備食材だったのでしょう」と料理長。このような食材エピソードも教えて頂き大満足。さあ3品目、まいりましょう
★白子のバターソテー!!!
個人的な思い入れの強さがばれてしまいましたね。そう、白子です。鱈(たら)の白子のバターソテー。白子をソテーする前に料理長が行っていたのは、海水と同じくらいの塩水で白子を優しく洗うこと。お魚でも何でも海のものはほぼ必ずこの海水のような塩水で洗ってあげるとのことです。“塩、胡椒をまんべんなくまぶす”という一見単純な作業も、プロの手にかかると神業に見えます味は想像以上のトロリ感あり香ばしさありの遠い目をしてしまうほどの美味しさでした。ああ、100個食べたい。
↓白子のバターソテー。すみません。。次回からは全作品の写真をおさめますね。
美味しいおかずの作り方を教えてくれるだけではなく、普段なかなか間近で見れない職人技を見ることのできるこの「料理教室in静香庵」は、今後も続けていく予定です。現在予定している3月までの回は、あいにく既に申込みを締め切りとさせて頂いておりますが、今後新たな計画がたちましたらお知らせいたしますので、ぜひぜひ皆さまご参加ください!
また、今回のレシピが欲しいわ~ というお客様。ネスパスにご来館頂ければ、少量のご要望の場合お渡しすることもできますので、ネスパス事務所までお問合わせください♪(TEL:03-5771-7711)