ネスパスには新潟からたくさんの仕事人がいらっしゃいます。
今回は、文京区本郷出身、阿賀町在住。
道の駅「阿賀の里」駅長兼、阿賀野川ライン舟下りで
リピーター率No.1の船頭さん、林真一郎さんをご紹介します。
「若い人たちと一緒に、もっと阿賀町を盛り上げたい。」
広い背中に、阿賀らいん。
元焼き鳥屋さんで落語家を目指した過去もあるという、
気になる経歴の持ち主、林さんにお話を伺ってきました。
---きっかけは『船頭さん、募集!』
15年前、林さんは東京でやきとり屋さんを営んでいました。
しかし、不安定な収入、家族やこれからの将来のことなどを考え、
お店をたたむことになり、転職活動をスタート。
たまたま訪れた転職フェア(U・I ターンフェア)で、こんな言葉に出会いました。
『船頭さん、募集!』
当時、若干名の募集に応募は30名。
だめかなぁと思っていたら、見事合格!
家族から、船頭になることへの反対はなかった、と林さん。
しかし、妻も、小学校に上がったばかりの子どももいる。家もある。
そんな状況でのI ターン就職。
2か月家族と話し合い、単身赴任で阿賀町へ行くことになりました。
でも、林さんの決断は、決して夢や熱意、勢いだけの行動ではありません。
自営業と違い、毎月決まった額のお給料があり、子どもの学費、これからの
将来設計がたてやすい。それに、奥さんも東京で働いてくれている。
そんな状況を踏まえ、現実的な選択として、船頭さんへの道を選んだのです。
---超一流の田舎町、阿賀町です!
林さんは昔、落語家を目指していらっしゃったとか。
だからなのか、仕事柄か、人柄か。
接客・呼び込みが、もの凄く上手い!
“超一流の田舎町、田舎のエリート、阿賀町です!”
なんて気になるフレーズで、道ゆく人の足を止めます。
「こう言うと、地元の人には怒られるんですけどね。
でも私は、尊敬の念を持って、自信を持って、
超一流の田舎町、田舎のエリート、と言っているんです。
本当に田舎で、夜は真っ暗。まさか自分が、夜9時に寝るなんてね。
東京にいるときは、考えられなかった。
なんにもないことの素晴らしさ、それをどう伝えたらいいのかな。」
昨年行われた、阿賀町のイベント。呼び込みはさすがプロ!
----船頭という仕事
阿賀野川は、新潟・福島・群馬の3 県にまたがり、
四季折々の風情と景観を持つ、日本有数の河川です。
http://www.aganogawa.jp/about/
そんな阿賀野川が、林さんの職場。
「船頭は、船の上ではスターになれる。
ガイドも、小噺も、舟唄も歌うし、お客さんからのリクエストにも応えます。
自分の言動に、ダイレクトに反応が返ってくる。
1 回の舟旅は、40~50分。でも、たった40分で、
お客さんが感動して、喜んだり、別れを惜しんで泣いてくれたりもする。
そんな仕事、なかなかないじゃないですか。」
逆に、お仕事の辛さはどんなところでしょうか?
「自然相手の仕事ですから、自然の恵みも、厳しさも感じます。
阿賀野川ライン舟下りは、1年中船を出しています。
冬場の雪かきはいまだに辛い作業です。
あと、水害ですね。
阿賀野川は、2年前に大きな水害もあったけど、1年に1回は水害が起こる。
このときは、船が流されないよう、みんな徹夜で船の番をする。」
「現在、アルバイト含めて15人の船頭がいますが、
高齢化が進んでいます。平均76歳くらい、80を超える方も。
世代交代が課題です。
と言い続けて、15年経ってしまいましたが。笑
まだまだ、『船頭さん、募集!』中。
一緒に働きたいなぁと思うのは、感動できる人。
ちょっとのことでも、「おぉっ」とか「すげぇ~」とか、
リアクションがある人ですね。
夢や熱意も必要だけど、感動屋さんが嬉しいです。
そんな若い人と一緒に、
阿賀町や船頭を盛り上げたい。」
船頭さんの募集はネスパス2F、U ターンセンターでもご紹介可能。
とはいえ、勢いだけでは続かないのが、U ターン、I ターン。
ぜひ、まずは相談員にご相談くださいね♪
http://www.niigata-uturn.jp/_uturn/
◆◆◆
道の駅阿賀の里は今年の7月で20周年!
阿賀野川ライン舟下りに、角神ダム湖遊覧船(4 月20 日~予定)、
魚市場にお食事処・・・他にも、寄席など催しも不定期開催されて
いるとか。ぜひお気軽にお問合せください。
超一流の田舎町で、超一流の舟旅を。
今回は、阿賀の里・林さんをご紹介しました♪
ぜひ、まずは相談員にご相談くださいね♪
http://www.niigata-uturn.jp/_uturn/
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道の駅阿賀の里は今年の7月で20周年!
阿賀野川ライン舟下りに、角神ダム湖遊覧船(4 月20 日~予定)、
魚市場にお食事処・・・他にも、寄席など催しも不定期開催されて
いるとか。ぜひお気軽にお問合せください。
超一流の田舎町で、超一流の舟旅を。
今回は、阿賀の里・林さんをご紹介しました♪
道の駅「阿賀の里」全景
■道の駅「阿賀の里」
〒959-4636 新潟県東蒲原郡阿賀町石間4301
TEL 0254-99-2121 FAX.0254-99-2665
http://www6.ocn.ne.jp/~aga1000d/river_no01.html