2013年3月28日木曜日

ネスパスニュースの裏側。

こんにちは。ネスパスです。

ネスパスニュース最新号、2013年4~5月号が完成しました♪
内容はこちら↓ からどうぞ!




ネスパスニュースは隔月発行の、あなたと新潟をつなぐフリーペーパー。
今回は、その裏側をちょっとだけご紹介します!

◆◆◆

2月中旬。今日はネスパスニュースの取材日。
まだまだ雪のシーズン。東京から新潟へ向かう新幹線で、
「長靴が正解だったかな・・・」なんて思いつつ、新潟駅におりてみると。

新潟市内は、ほとんど雪はありませんでした。

県外の人が驚く事実、新潟市内はそんなに雪がすごくない。
広い広い新潟県、色々あります。

快適に車を走らせて向かった先は・・・
今回、表紙で特集させていただいた「ヤスダヨーグルト」さん!
http://www.yasuda-yogurt.co.jp/index.htm



阿賀野市にあるヤスダヨーグルトさんは、
生産調整で牛乳を捨てなくてはいけない、という状況の中、
捨てるくらいなら、何かできないか?
と、当時の酪農家さん9名が集まって、はじまりました。

今では、首都圏のスーパーでもよく見かけますよね。

敷地内に直営店もあり、ヤスダヨーグルトの購入はもちろん、
ワッフルやアイスのイートインすることもできます。
工場見学担当の鷹股さんに案内していただいて、工場を見学。

「へぇ~」「ほぉ~」、熱い視線でヤスダヨーグルトを見つめます。

ちなみにヤスダヨーグルトさんは、一般の方向けにも、
無料で工場見学を受け付けていらっしゃいます。
■詳細はこちら⇒http://www.yasuda-yogurt.co.jp/factory_tour/
 ※制限、注意事項をよくご確認の上、お申込みください

生産方法、衛生管理、美味しさのひみつ・・・
たくさん教えてくださった、ヤスダヨーグルト・鷹股さんに御礼を言って、
一行は、次なる目的地、にいがた地鶏を育てる名人・西川さんのもとへ。

・ヤスダヨーグルトさん特集記事(ネスパスニュース2013年4~5月号)はこちら
 http://www.nico.or.jp/nespace/nespasnews.html

◆◆◆

この日、西川さんは“農家レストラン&農産物直売所「すがばたけ」”
にいらっしゃるということで、「すがばたけ」(長岡市菅畑地区)へ。

菅畑地区は、栃尾のさらに山の方。
さすがにこの辺りは雪がすごい。



途中、「この先にレストランなんてあるのかな…」と、
不安になりながら、雪に刺さったのぼりを頼りに進むと・・・
素敵な施設が見えてきました!

“農家レストラン&農産物直売所「すがばたけ」”!!
http://ameblo.jp/sugabatake/entry-10858299819.html
ランチ限定の、農村レストランです。

ごめんなさい!外観写真を撮り忘れました。写真は、
うまさぎっしり新潟コンシェルジュさんからお借りしました。
http://niigata-umacon.jp/shop.php?sid=nc00814


たまたま、にいがた地鶏生産普及研究会の方々も、
「すがばたけ」で打合せ中というナイスタイミング。

名人である西川さん、ネスパスの取材クルー、
さらにレストラン「すがばたけ」の原さんに、
新潟県の「にいがた地鶏」担当者さんも!
わきあいあいと、にいがた地鶏の取材が始まりました。

そんな中、「すがばたけ」の原さんが、嬉しそうに、
西川さんが名人たる理由を教えてくれました。


『俺たちが鶏舎(にいがた地鶏を育てる小屋)に入ると、
 にわとりは逃げちゃうけど、西川さんが入ると、全然にげね~んだ。
 だから、ストレスなく育てられる、名人なんだよなぁ。』


ストレスって環境から受けるものだけじゃないですよね。
育てる人、関わる人との関係性。
人間関係ならぬ、良い人鶏関係(?)が築ける、
そんな人が、西川さん。ちょっとやそっとじゃ、真似できない。
だから、名人なんですね。

◆にいがた地鶏◆================================
 ・にいがた地鶏生産普及研究会
 ・新潟県「にいがた地鶏」
===============================================


ちなみに、「すがばたけ」ではこんな素敵なランチが食べられます。

地元食材がたっぷり!

にいがた地鶏を楽しむなら、『虎千代鶏定食』がおすすめです。
まず、甘辛く炒めたにいがた地鶏をいただきます。
次に、ごはんと混ぜて、混ぜごはんで。
さらに、ダシをかけてお茶漬け?ひつまぶし?風に。
3通りの味が楽しめます。

にいがた地鶏の特徴のひとつに、癖が少なく皮まで美味しい、
ということがありますが、焼いて時間がたった焼き鳥に、
ダシをかけてもくさみを感じない、という所に、
にいがた地鶏のすごさを実感しました。

また、店内で毎朝手打ちするそばも評判です。

野菜の直売所は、こんな感じ↓↓↓


◆◆◆

商品の魅力や、生産者さんたちの想いが誤解なく伝わるよう、
たくさんお話を伺って、様々な方々のお力をお借りしながら、
「ネスパスニュース」は出来上がっていくんですね~。

ちなみに、会員登録は無料です。
あなたも新潟とつながってみませんか??


★ネスパス会員へのご登録は、こちらから★



・・・
【寄り道/その1】

「すがばたけ」の帰りに、道の駅とちおに寄りました。
道の駅とちおといえば、あげたての栃尾のあぶらげ!
本当に目の前で揚げてくれるんです!!


しかし今回、時間の関係で食べること叶わず・・・
涙をのみました。いつかリベンジ!!!

・・・

【寄り道/その2】

途中休憩の、栄サービスエリアで。


「ここが出入り口らいねぇ~」
方言って、あったかいです。

・・・

2013年3月25日月曜日

村友産業(有)村山友康さん~特集・新潟仕事人vol.6


「かすり糸界の革命児」----

日本の着物や織物業界から、信頼と注目を集める、村友産業(有)。

着物の糸づくりをなりわいとする村友産業さんは、その技術を生かし、ヨーロッパの伝統技術「シェニール織り」を甦らせた、新潟・十日町の企業です。その業界では「かすり糸(模様の入った繊細な糸)界の革命児」と呼ばれる、村友産業()とは・・・?

(有) 代表取締役 村山友康さんにお話しを伺ってきました。







こちらがシェニール織り。18世紀にスコットランドで生まれた織り方です。

日本に伝わったのは明治10年頃。その後一旦、日本での生産技術は途絶えましたが、村友産業さんと新潟県が力を合わせ、再度日本でも作られるようになりました。ドイツの「フェイラー」というブランドが有名ですが、実は、日本でも作られている織り物なんですよ~!





◆◆◆
つむぎ糸、そして「シェニール織り」との出会い----

村友産業さんは、着物、特に「つむぎ」を織るための、柄付きの難しい糸を作ることを得意とする会社として、スタートしました。なんと、十日町で作られている緻密な柄の紬は、100%村友産業さんの特許を使用して織られているんだとか!

と言うと、大変伝統ある糸屋さんのように思えますが、創業は昭和44年。友康さんで2代目、新しい会社という事実に、まずびっくり!

 (写真左が、噂の「つむぎ」です。)


それぞれに柄の入ったタテ糸とヨコ糸を合わせることで、美しい模様を織りあげる「つむぎ」。
プリントではなく、柄自体を織り込んだその布は、表も裏も同じ柄、3代使える高品質な憧れの着物でした。

しかし、タテ糸とヨコ糸の合わせがずれると、美しいつむぎにはなりません。職人の技と、繊細な糸が織りなす「つむぎ」は、海外では「奇跡の反物」とも称賛される日本の技。その技を支えているのが、村友産業さんのような、糸を作る会社さん。

そんな日本の技を支える村友産業さんが、ヨーロッパの伝統工芸「シェニール織り」に挑戦することになった理由とは、一体・・・?

それは、クリスマスイブ、1本の電話からはじまりました。

「日本でシェニール織りを作れないだろうか?」

とある問屋さんが、かすり糸界の革命児村友産業さんに、そんな相談を持ちかけました。受話器をおいて、友康さんのお父さんは、ひとこと。


「最高のクリスマスプレゼントが届いたぞ。」


◆◆◆
「シェニール織り」ってどんな布?---

シェニール織りは、ヨーロッパで生まれた、織物です。明治のころには和歌山で作られていたものの、後継者が消え、日本での生産は途絶えてしまいました。

「シェニール織り」の最大の特徴は、「再織り」。

普通、布は糸から織ります。しかしシェニール織りは、まず「糸にするための布」を作ります。その布を割き、「モール糸」と呼ばれる糸を作り、最後に柄を合わせて織っていくことで、吸水性がよく、軽く、丈夫で美しい柄入りの布になります。







・・・なんて手のかかる作業!!!!


◆◆◆
伝統と新技術の融合---

こんな手のかかる作業を「ビジネス」に・・・。

その秘密は、伝統と新技術の「住み分け」と「掛け合わせ」の上手さにあると感じました。

織りのデザインが決まったら、まず画像をコンピュータに取り込み、「エアピン織機」という自動織り機が、糸にするための布を、自動で織りあげます。この過程は、人間のアタマで考えるよりも、システムで管理した方が、手間も時間も圧倒的に効率的。

 

ちなみに、デザインをコンピュータに取り込むとこんな感じ。
この設計図をもとに、コンピュータが素早く正確に動くそうです。



モール糸ができたら、いよいよ仕上げ!

ヨコ糸の柄を合わせて、美しい模様にしていく・・・。
この工程は、手織りで行われます。職人の腕がたよりです。
友康さんも、もちろん職人のひとり。

「職場では、ほとんどしゃべらないですよ。
 仕事仲間が、こんな風に販売している自分を見たら、
 すごく驚くはず。」

卓越した集中力が必要な、職人の世界なんですね!
でも、そもそもそのシステム、すごくありませんか!?

「技術開発の際は、新潟県に協力していただきました。
それで、コンピュータを導入することができて・・・。
昭和56年、シェニール織りを作ることに成功したんです。

うちは他にも様々な特許を持っていたりするのですが、
開発に特許料、お金の面では大変な時期もありました。
 そんな時、ある銀行の方から、こんな言葉をもらったんです。

  『おめさんらのアタマにお金を貸すから、完成させろ』

今でも感謝しています。本当に有難かった。」





ヨコ糸を合わせて織っているので、タテのラインやこんな
格子模様をつくろうなんて、普通、思わないんですよ、
笑う村山さん。それでも挑戦してしまうのは、職人魂でしょうか。


◆◆◆
今とこれから----

「今回は、はじめての県外での販売会でした。
 お客さんの違いや、反応が直で見られて、
 収穫になりました。

 今までは、糸をつくるところまでがうちの仕事で、
 そこから先のことは、また別の考えだったんだけど、
 お客様とお話しすると、新鮮で楽しいですね。」

苦労・やりがいを伺うと、
「でもやっぱり、ものづくりは楽しい」と、村山さん。



「モノがあるから商売が生まれるわけで・・・
 実態があるものですからね。
そういう強さがね、いいところですよね。
農業だって、工芸だって、ものづくり
してる人たちは、すごいと思う。」


◆◆◆
村友産業さんのシェニール織りは、独自に仕入れた繊維を
使っているので、軽いのにボリュームがあり、色彩豊かで華やか、
かつ、吸水性がいいものに仕上がります。タオルのように
ひっかけてダメになってしまうことなく、また、百貨店などに出す
商品なので、品質の高さは折り紙付き。

ちなみに、アルビレックス新潟のサポーターでもある村友さん。
ですが、その話はまた次の機会に!

村友産業さん、ぜひ知ってほしい、新潟のすごい会社さんです。

<村友産業(有)facebookページ>

2013年3月15日金曜日

越後亀紺屋 藤岡染工場・藤岡利明さん~特集・新潟仕事人vol.5

ネスパスには新潟からたくさんの仕事人がいらっしゃいます。

今回ご紹介するのは、創業寛延元年、280余年も続く、
新潟・阿賀野市の染物屋「越後亀紺屋 藤岡染工場」さん。

8代目店主・藤岡修さんの息子さんである、
藤岡利明さんを特集します。



「手ぬぐいは昔ながらの道具ですが、学生とのコラボであったり、
 酒造さんやコラボであったり、企業さんのノベルティだったり・・・
 デザイン面など、自由のきく部分もあって。
 いいものを作り、お客様に喜んでもらうことはもちろん、
 うちは染物屋なので、『染める』を理念に、
 様々な方向に取り組んでいければと思います。」


◆◆◆

「うちはもともと、糸染めからはじまったんです。
 そのうちに柄染めにうつり、今は手ぬぐいや半被など、
 幅を広げて、現在は「染め」の仕事をしています。

 それと、クリーニング業もやっています。
 『染め』と、『染み抜き』どちらも同じ漢字でしょう?

 染めもの屋は染めるプロ。だから、染み抜きもうまい。
 実は、昔、染めもの屋をやっていて、
 今はクリーニング屋、というお店も多いんですよ。」



染めから染み抜きまで!
真逆なお仕事ですが、たしかに同じ漢字。
思わず納得!ちょっと感動してしまいました。


i Padケースももちろんお手製!
柔道着などの布を染め上げた逸品。


藤岡染工場さんの染めの技術を、i Pad で教えてもらいました。
注き染めといわれる技術で、手ぬぐいを染めている様子です。
写真は、職人の女性。



「型紙を作り、糊をひき、おがくずで乾燥して染めていきます。
 この「注き染め」という技術では、1度に40枚のてぬぐいが出来上がります。

 企業様・店舗様から、ノベルティとして受注生産をすることもありますし、
 妹が長岡造形大学に通っていたこともあり、大学とコラボして、
 学生がデザインした新潟をイメージした手ぬぐいを制作しました。」


新潟をイメージした、へぎそばや白鳥、お米に除雪車まで!
自由な発想は、若者ならでは。
カラフルな色も、最近の技術なのでしょうか?



「いえいえ。昔からの染料をつかっています。
 でも、今の人を意識して、色の調合や発色には常に気にかけています。

 県内各地の酒造さんとコラボして、日本酒を手ぬぐいで包む、
 といった使い方もご紹介しています。」
 
http://kamegonya.exblog.jp/13760277/




◆◆◆

これからの藤岡染工場さんについて伺ってみました。

「お客様の目がどんどん肥えている、と感じています。
 今もですが、今より更に、気をひきしめていかないと。
 染めのラインであったり、デザインなど・・・

 おかげさまで、阿賀野市水原地区にある店舗には、
 通いのお客様も多くいらっしゃいます。
 休日は休む暇もない時もあって、本当に、ありがたいです。
 街中でうちの手ぬぐいを持っている方を見かけた時なんかは、
 喜びややりがいを感じます。

 今年は、県内外、様々な場所で販売する機会がありました。
 やっぱり、情報発信は重要だと感じています。

 ホームページやWEBに関していうと、
 うちの嫁の「嫁っこ修行中ブログ」、facebookなどがにぎわっていて、
 楽しんでいただいていて嬉しいです。」

・越後亀紺屋 嫁っこ修行中ブログ  http://kamegonya.exblog.jp/ 
・越後亀紺屋 facebook ページ   https://www.facebook.com/kamegonya


売り場は女性に大人気!
 

取材をして感じた藤岡さんの印象は、「自然体」。
地に足のついたような安心感のある方でした。

先祖代々続くものづくりを受け継ぎつつ、今を意識してものをつくる。
それを気負うことなく、当たり前のことを当たり前に、
誠実に丁寧に進めている、そんな意識を感じました。

東京では、ネスパスでの不定期出店のほか、月島の手ぬぐい専門店、
御徒町の日本百貨店さんで「「越後亀紺屋 藤岡染工場」の手ぬぐいを
取り扱っております。ぜひチェックしてみてくださいね♪


・2k540 日本百貨店 http://nippon-dept.jp/


◆◆◆
よく、体験はできますか?と聞かれますが、現状お受けしておりません。
見学であれば、事前にお電話いただいて、見て頂けることもあれば、
業務の関係で、残念ながらお断りせざるをえない場合もあります。
何卒ご理解いただけますようお願いいたします。(藤岡さんより)
◆◆◆

越後亀紺屋 藤岡染工場
tel:0250-62-2175 fax: 0250-62-1949.
新潟県阿賀野市中央町2-11-6
http://www.kamegonya.com/

2013年3月14日木曜日

レポート~3/1(金)味噌づくり教室


「お味噌は、昔から続く伝統的な調味料。
 昔はみんな、家庭で手作りしていたものです。
 味噌づくり、というと、なんだか難しいような気がしてしまうけど、
 『味噌ってこんなに簡単にできるんだ!』と思ってもらえたら。」

今回のイベント開催にあたって、
そう語ってくれた、糀屋団四郎(新潟市)・藤井康代さん。


こうじに関わる人たちは、やっぱり肌が綺麗です!!
笑顔の素敵な藤井先生♪よろしくおねがいいたしまーす!

糀屋団四郎さんは、1932年から続く、新潟市南区のお味噌屋さん。
手作りで糀を作り、昔ながらの和釜で大豆を煮て、
手間暇かけて、こだわりのお味噌をつくっていらっしゃいます。


「同じ材料で作っても、それぞれの環境や大豆のつぶし具合によって、
 全然違う味になるのが面白いところ。
 少し心配もあるけど、それぞれ美味しく育ってくれたらいいな、
 と思っています。」


なんだか兄弟みたいですね!
さらに、お味噌が可愛くみえてきました♪

さあ、がんばりましょう!!


まずは、大豆を水に一晩ひたし、
5時間程度茹で上げる(圧力鍋で15~17分)のですが、
この工程、今回は藤井さんが新潟で済ませてきてくださったので、
大豆をつぶすところからのスタートです。



※糀屋団四郎さんの商品には、手作りお味噌セット(5kg)もあります。
 こちらは、豆をひたす・茹でる作業が必要です。



つぶしてもつぶしても粒が見つかります。
プチプチをつぶすあの感覚に似ていて、楽しい!!
みんな立ちあがって熱中。


すりつぶし加減はお好みで。
固さによって、お水を足すこともあります。

次に塩と糀をしっかりとまんべんなく混ぜ、「塩きり糀」を作ります。


しっかり混ざったところで、つぶした大豆と混ぜ合わせます。


ここがポイント!
しっかりと混ぜ合わせることが、美味しいお味噌の秘訣!



最後にアルコール消毒した容器に空気を入れないように敷きつめて・・・

 


作業終了~!!


1時間もかからず、出来上がりました~!
ビニール袋と手袋を使うので、汚れないし本当に簡単。


あとは、直射日光をさけて10か月~1年ほど静置しましょう。
味噌は匂いを吸収する特性があるので、匂いの強いものの近くには
おかないようにしてくださいね。

*梅雨明けくらいに1度天地返しを行うと、さらに美味しく出来上がります。
 蓋をあけて、表面のカビ(黒っぽいもの)と酸膜酵母(白っぽいもの)を
 取り除き、上下をひっくり返して混ぜ合わせ、再び空気を入れないように
 敷きつめ、密閉して熟成させます。CO2を取り除き、固さが均一になります。

お味噌は生きもの。
人間と同じような環境に置いてあげるのがベストだそうです。
なお、発酵しずらくなってしまうので、冷蔵庫には、入れないであげてくださいね。


残念ながらご参加いただけなかった方には、
糀屋団四郎さんの「手作り味噌キット」もおすすめです♪



みんなのお味噌が、すくすく育ちますように・・・!
藤井康代先生、本当にありがとうございました♪

2013年3月8日金曜日

レポート~2/27(水)ネスパス寄席「新潟の落語HERO 三遊亭白鳥 ふるさとを語るinネスパス」


今回は、2/27(水)に開催されたネスパス寄席、
“新潟の落語HERO 三遊亭白鳥 ふるさとを語るinネスパス”の後日レポート♪


実はこのイベント、驚異のスピードで満員となってしまいました。
鳴りやまない電話に、ネスパススタッフも嬉しい悲鳴!
参加をお断りしてしまったたくさんの方々、大変申し訳ございませんでした(><)

その人気の理由は、今回のゲスト三遊亭白鳥さん。
三遊亭新潟さん、という名前の方がピンとくる方も多いかもしれませんね。

三遊亭白鳥さんは、新潟県上越市生まれ。
新潟県立高田高校、日本大学芸術学部卒業。
1987年 三遊亭円丈に入門し、前座名「にいがた」のち、「新潟」へ改名。
2001年真打に昇進、 「白鳥」となられました。

「夕方ワイド新潟一番!」(テレビ新潟)  など、
新潟県内外の様々なメディアにも出演されていらっしゃいます。

白鳥さんいわく、いわゆる「落語」は、江戸や京都・大阪で楽しまれていたもの。
そのため、地方からきた人間、「田舎者」たちが笑いの題材にされがちです。

しかし、新潟出身、かつ、100本以上のオリジナル新作落語を手掛ける白鳥さん。
今回は、新潟にやってきたお江戸の人間が笑いの題材となる、
新潟を舞台にした、新潟人が主役のオリジナル落語を、披露してくださいました。


まずは、地元新潟のおはなし。
おすすめ観光方法や、イチオシのお店、
城下町・高田と、漁師町・直江津のおはなし・・・

お酒のはなし、ラーメン王国のはなしに加えて、
“ケーキ屋のレベルが高い”という、東京にいるからこそわかる独自の視点や、
“高田の花ロード”、“日本一古い映画館「世界館」”の紹介など、
ローカルなお話がたくさん飛び出しました。


新潟の名物「へぎそば」をすする、白鳥さん。
まるで、そこにない「へぎそば」が見えるようでした。




見事な芸に、会場からは拍手喝采!

お楽しみの抽選会も、みなさんに楽しんでいただき、あっという間の1時間。
笑いと拍手が、ネスパスに響いた1日でした♪




限定グッズ販売コーナーも。
なんと、手ぬぐいは白鳥さんお手製!!


独特の古典落語から100本以上のオリジナル新作落語まで幅広く手掛け、
また、笑いと健康に注目し、病院や自治体などで、独自に編み出した
「お笑い健康体操」の普及や、全国の小中学校での落語教育など、
精力的に活動されている、三遊亭白鳥さん。

今後のスケジュールは、公式ホームページからご覧いただけますので、
ぜひチェックしてみてくださいね♪

都内でも新潟でも、大変お忙しい白鳥さん。
楽しい時間を、どうもありがとうございました(^^)!!!